• 安全環境Staff Letter 【第4回】 現場における事故・災害をなくす為に

    2013.06.05カテゴリー:その他(Letter)

    Staff Letter 【第2回】で20年前の3Dデータに触れコメントしましたが、いよいよ当社の安全衛生ビデオ「つくる!安全現場の一年」の制作経緯について触れてみたいと思います。

    以前より当社では、ゼネコン各社の要望や取組に対応すべく、BIMデータの作りこみや、3D施工データの施行に参画していました。
    例えば、港区の大規模地下公共駐車場の建設工事では、近隣の地下躯体情報を取り込み、山留工アースアンカーの1本1本を3D化、周辺地下構築物のスキ間をぬい、アンカーの水平・垂直打ち込み角度の設計検討を実施したり・・・(懐かしい)。
    3Dデータを仮設関連で利用するケースは少なく、なかなか活躍の場を見いだせない3DCADデータですが、建築意匠を検討するには十分な威力を発揮するものでした。
    当然、今現在でも、実施設計図に描かれていない複雑な外装の収まり部分など3DCADデータ化し、いち早いイメージの共有化と施工検討、見えがかりのシュミレーションで大活躍しています。
    例えば、外装の出隅、入隅形状を中心に3DCADデータをつくりこみ、外装定例会議の場で3Dデータの編集、打合せの終了時にはその3Dデータから2D図面が吐き出され、改訂図として関係者へ共有される・・・・そんな環境が実現できます。(e-施工計画_BIM)

    2011年3月、ある建設会社の現場所長で「建設業界にもっと3D情報の活用の場を・・」と今まで最前線&オンジョブで取り組んでおられた方が、支店安全環境部門へ異動されることとなりました。
    ご本人は「現場から離れるわけではないが、今までのように図面と密に触れ合うことは少なくなるね。」と少し残念な様子・・。でも!
    あくる日には「これからは施工の現場だけではなく、安全環境対策にも3Dデータを活かそう!」と、すっかり新しいチャレンジに向かって進んでいました。

    まず取り組むべきは、建設現場で繰り返される事故・災害の「ゼロ」をめざして。

    労働事故・災害の発生状況を見る際、度数率、強度率、という呼び方で把握することがあるのですね。
    度数率は、100万延労働時間当たりの労働災害による死傷者数をもって、労働災害の頻度を表すもので、統計期間中に発生した労働災害による死傷者数を同じ期間中の全労働者延労働時間数で割り、それに100万をかけた数値がそう呼ばれるようです。
    度数率の目標を「0.6」だとか、強度率の目標を「0.03」だとか。
    数値で表すことは業務・管理上の都合ですが、本来の目的は労働事故・災害の撲滅!です。

    「協力会社のみなさんと共に、安全に対する意識と知識の向上を図る!」その為には安全ルールの作成とその周知、そして浸透・・。
    「今まで通りの手法(報告書等による資料配布)では皆に伝わりにくい」・・・・。
    —-中略—-
    そこで考案されたのが、安全ルールの「見える化」として事故・災害の事例をCGアニメーションで再現してみては・・という事に至ったのです。

     

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