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安全環境Staff Letter 【第13回】 建築生産系技術者ワークショップ
2013.10.24 | カテゴリー:その他(Letter)
2013年9月5日(木)~9月6日(金)にかけて、富士教育訓練センターで開催された
第二回建築生産系技術者教育ワークショップにお邪魔してきました。主催は日本建築学会、建築教育委員会、東洋大学教授の浦江主査率いる建築マネジメント教育WG、協力として富士教育センターが場の提供と司会進行の補佐役を務めていました。
WSの趣旨は、地域雇用を担う「建設産業」が、学校と社会をつなぐ仕組みつくりの一環で技術・技能の継承と労働者のキャリア形成を行う「中核的なセンター」の機能形成を求められているとして、会場でもある「富士教育センター」をひとつの「教育の事例」とし、今後のありかたなどを含め考えてゆくものだという。
<参加者企業一覧>
竹中工務店、清水建設、鹿島建設、大成建設、フジタ、コンテック、積水ハウス、大和ハウス、ミサワホーム、国土交通省、建設業振興基金、日本コンストラクションマネジメント協会、リニューアル技術協会、日本建築積算教会、日本建築士連合会・・ほか大学・建設系新聞メディア各社参加者を乗せた新宿発の貸切バスが、中央高速の事故渋滞で1時間ほど遅れ、カリキュラムが遅延、到着組の時間をつなぐため、富士教育センター校長の提案で「つくる!安全現場の一年DVD」の紹介と「送出し教育」編の内容をプロジェクターにて放映、予定参加者の1/3程度しばしDVD鑑賞。
(今回のWSの趣旨と趣旨の違う内容(DVD)であったので“どうかな”とも思ったのですが、会場の空気は痛々しい事故災害のCG映像に重たい雰囲気・・恐縮です)
遅れたバス組の昼食時間を早々に切上げ、予定より30分遅れでカリキュラムがムスタートしました。
まずは、2日間の舞台ともなる、富士教育センターの実習風景、施設の見学から。
※富士教育訓練センター、平成9年4月に静岡県富士宮市の旧建設省(現国土交通省)建設大学校朝霧校跡地に開校した、建設技術者・技能者のための教育訓練施設教育センター学校長の案内で施設全体の見学。
最近では女性技術者の参加者も増え、女性対応ではなかった宿泊施設などの改修経緯など説明された。
またカリキュラムも日進月歩で、リニューアル協会と企画を出し合い、増加傾向にある「改修工事実習」に対応した教材は、老朽化した設備内の既存建屋を活用しているなど。
建設技能を習得するには良い環境が揃っています、富士山の麓、朝霧高原は湿度が多い場所で当日も晴天でありながら肌にまとわりつく湿気を感じつつ、ワークショップ会場へ移動します。<つづく>
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