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安全環境Staff Letter 【第14回】 建築生産系技術者ワークショップ その2
2013.10.29 | カテゴリー:その他(Letter)
ワークショップの本題に入ります。
ゼネコン、ハウスメーカーの社員研修施設の紹介など、各社「人材育成」に力を入れている様子が発表されました。
なかでも「積水ハウス東日本・西日本教育訓練センター」の取り組みは前述の企業の教育施設とは少し違う様子で、 その研修施設は自社の社員の研修だけでなく、積水ハウスグループ、協力工事店にまでおよぶ社員の技能講習を実施しているという大規模な訓練施設。
卒業後は積水ハウスグループ内で活躍するという前提ではありますが、完全な「社員研修」の枠を少し広げた感じが印象的。
技術、知識の習得に集中できるよう全寮制を採用し、1年間実技と学科をまなび、建築のプロとして育てるそうです。
授業の無い日は、積水ハウスの現場で実地訓練のような「仕事?」に参加。
技能研修生でありがらも、積水グループや協力店企業に雇用されており、少いけれど現場で労働した分の手当ては支給されているのだそう。
その給与で購入した「マイ道具」は実技研修で利用されるようですが、貸与された工具にくらべ、自分で購入した工具はとても大切に扱うのです、と話されていました。建設会社やハウスメーカーが取り組む「人材育成」は、まだまだ内容を濃く、密なものに改良されていくのだろうということが理解できました。
さて、 今回参加企業の中には、人材派遣会社の立場からも当社を含め2つの企業が参加しています。
今後の人材派遣のかたちも、法改正などの取り組みにより、どんどん様変わりしてゆくことが予測されています、 このワークショップ開催中にも、ゼネコン、ハウスメーカー各企業、国土交通省担当者や建設業振興基金会長らが「建設業を支える」人材力ということで、派遣社員の技術教育や、研修制度教育のありかたについて語られており、今後の動向に注視されているとのことでした。
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